ジェンダー史学会 第18回年次大会(2021年)
2021年10月1日金曜日
ジェンダー史学会 第18回年次大会(2021年)
2021年8月16日月曜日
ジェンダー史学会2021年度会員企画「教育×ジェンダー×歴史」セミナー
「教育×ジェンダー×歴史」セミナー(ジェンダー史学会2021年度会員企画)
【開催日時】9月18日(土)10:00~15:30頃
【開催方式】zoom(参加方法は8月末のニューズレター及びHPでお知らせいたします。)
本企画の目的は、教育とジェンダーに関する様々な歴史研究の成果や知見を重ね合わせることで、教育学及び歴史学による新たなジェンダー史像の構築を目指すことで、特徴は次の三点となっております。
(1)近代以降の女子教育あるいは教育とジェンダー規範の関係についての研究は、教育学及び歴史学の分野で特に20世紀末以降進んでいるが、この二つの分野の知見を統合する試みはまだ進んでいない。ワークショップの形式でこれらの分野の研究者が研究成果を報告しあい意見交換をすることで、ジェンダー・教育・歴史が重なり合う場をつくりあげる。
(2)近年の歴史研究においては、環大西洋史研究に代表されるように、一国の枠組みを超えた人・モノ・思想の交流に着目するグローバル・ヒストリーという視角が積極的に取り入れられていることを鑑み、本企画において日本、ヨーロッパ、アメリカ等比較史的なジェンダー×教育史像を探る。
(3)この分野において第一人者である研究者を招いてはじめに短時間での基調講演をしていただき、ワークショップでは若手研究者(大学院生を含む)の今後の研究展開におけるアドヴァイスの場となるような機会を提供し、最後のディスカッションにおいて本学会会員が研究テーマをめぐって自由闊達に意見交換し、交流する場を設ける。
プログラム(案) ※敬称略
第一部(午前)基調講演
佐久間亜紀(慶應大学教職課程センター教授)
教育学と女性学と歴史学の架橋をめざして:可能性と課題
小玉亮子(お茶の水女子大学基幹研究院教授)
ジェンダー史の視点に立つ教育史研究の展開
第二部(午後)ワークショップ(院生、若手研究者による報告と講師によるコメント)
﨑山みき(一橋大学大学院社会学研究科 博士課程)
アメリカ化運動におけるアウトリーチ型の家庭科教育(1910年-20年代)ー日本人移民女性のための料理教育を主たる事例として
重松美有紀(青山学院高等部・淑徳巣鴨中学高等学校 非常勤講師)
フランスにおける教育者団体ユニヴェルシテとジェンダー ―アンリエット・カンパン(1752-1822)の思想とその継承・変容―
土屋 匠平(一橋大学大学院社会学研究科 修士課程)
「愛情弁当」イデオロギーの起源を探る―1920-30年代の学童弁当改善論と学校給食導入論におけるナショナリズムとジェンダー
代表者:鈴木周太郎(鶴見大学):suzuki-s@tsurumi-u.ac.jp
荒木和華子(新潟県立大学):arakiw@unii.ac.jp
ジェンダー史学会2021年度会員企画「1987年民主化後の台湾と韓国におけるフェミニズムと文学」
ジェンダー史学会会員企画
「1987年民主化後の台湾と韓国におけるフェミニズムと文学」
日時:2021年9月25日(土)13時~17時(予定)
参加費無料、ZOOMを使用したウェビナー方式
事前申し込みが必要です。先着200名までとさせていただきます。
セミナー申込みアドレス - Google フォーム ←こちらのリンクに必要事項の入力をお願いいたします。
報告1:「可視化」と「規範化」の間でーフェミニズムリブート後、韓国クィア文学場の
想像力
呉慧珍(韓国・成均館大学)
使用言語ー韓国語、通訳あり
報告2:同性婚以前:台湾の地方に生きるレズビアンの表象、苦境と突破-1990年代の
小説/映画『失声画眉』におけるジェンダー政治と時代環境
曾秀萍(台湾・国立台湾師範大学)
使用言語ー中国語、通訳あり
コメント:崔誠姫(韓国)・橋本恭子(台湾)
お問い合わせ:1987taiwankorea@gmail.com
主催:崔誠姫(日本女子大学)・橋本恭子(日本社会事業大学)
協賛:ジェンダー史学会
2021年8月3日火曜日
ジェンダー史学会 第18回年次大会(2021年)updates(10/1現在)
2021年1月18日月曜日
ジェンダー史学会2021年度会員企画の公募(3/18締め切り)←公募期間延期!
ジェンダー史学会2021年度会員企画を募集します! どうぞふるってご応募ください。
[助成の趣旨]
ジェンダー史の視点に立って会員が企画するシンポジウム、ワークショップ、講演など、会員をはじめ広くその内容を還元できるものに対して、助成金を提供する。ただし、 企画、準備、実施(会場決定、受付業務等のロジスティックスも含める) はすべて応募者の責任において行うこととする。
[助成金対象範囲]
・ジェンダー史に関する研究成果を公開するシンポジウム、ワークショップ、講演などで、営利目的としないもの。
・同一のテーマで他団体から研究助成、フェローシップ等の助成金を同時受給している場合は、 応募用紙に明記すること。
[助成事業実施時期]
・助成金を得て申請事業を実施する期間は、2021年4月から10月末までとする。
[応募者の資格]
・応募者は会員2名以上であること(内1名は代表者)。
(但し、応募時に会員でなくとも、入会申込書を提出すれば仮受領として受け付ける。 今年度会費は事業実施前までに必ず納入すること)
[助成金額]
・年間予算は150,000円である。
・受給金額は申請金額より減額される場合がある。
・受給件数は複数となる場合もある。
[審査方法]
・書類をもとに常任理事会で審査のうえ、助成対象団体と金額を決定する。
・審査に必要な提出書類
[応募用紙] 1通(本ウェブサイト「会員企画」ページよりダウンロード)
[応募用紙送付先および募集期間について]
1.募集期間:2021年1月11日から同年3月18日まで
2.提出締切日:2021年3月18日(*毎年変更)
締切日以降に応募書類に資料等の追加はできない。
3. 応募用紙の送付先および本件に関する問い合わせ先
お茶の水学術事業会内 ジェンダー史学会事務局
Email: ghaj-info@npo-ochanomizu.org
4. 応募用紙は上記事務局へメールで送る。
5. 採用の可否については、2021年3月中に通知する。
[参考(2020年度採択された会員企画)]
・ワークショップ 「ディアスポラとしての女性作家—蕭紅と林海音を中心に」
2020年10月24日(土)開催 zoomウェビナー
・シンポジウム「開国の前線に立つ女性たち—近代の性売買におけるインターナショナリティ」
2020年10月24日(土)開催 zoomウェビナー