2013年10月21日月曜日

第10回ジェンダー史学会記念大会のご案内

 設立から10年目の節目の年を迎えるジェンダー史学会は、今年、127日、8日の両日、一橋大学にて記念大会を開催いたします。一日目には、記念講演者としてシンシア・エンロー氏をお招きし、シンポジウム「軍事化とジェンダー」を開催し、二日目には午前中に自由論題報告、午後にもう一つのシンポジウム「アジアにおける移動のジェンダー史」を開催いたします。

<会場案内>
会場:〒186-8601 東京都国立市中2-1 一橋大学
中央線国立駅南口より徒歩6
両日ともに、一橋大学西キャンパス本館2階の教室を会場とします。
キャンパスマップ8番の建物です。
会場校連絡先: 貴堂嘉之 y.kido [at] r.hit-u.ac.jp

<事前登録について>(*重要) 1127日までに登録をお願いします!
 例年は、会員のみなさまには、同報メールにて出欠確認をしておりましたが、本年度はウエッブ・アンケート方式にて、出欠確認をいたします。事前登録サイトから各シンポジウム、自由論題の部会、懇親会への参加の可否をご記入ください。
 また、今年は多くの非会員の方の来場が見込まれます。大会事務局としては、非会員の皆様の参加を歓迎しますが、資料準備の都合上、事前登録をお願いいたします。こちらも事前登録サイトから各シンポジウム、自由論題部会への参加の可否をご記入ください。なお懇親会への参加は、会員のみとなっております。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

<懇親会費の納入について>(*重要)
懇親会に参加するみなさまへは、別途、メールでもご案内申し上げますが、懇親会費は、大会当日の事務を軽減するため、今回は事前納入をお願いいたします。1127日までに、下記の振替口座記号番号の口座へゆうちょ銀行備え付けの振込取扱票にて入金をお願いいたします。一般参加者4000円、院生参加者3000円でお願いします。振込手数料は各自でご負担下さい。また、払い込み後のキャンセルは受け付けませんのでご了承ください。ご協力のほど、よろしくお願いします。

ゆうちょ銀行口座番号: 00190-9-586449
口座名称: ジェンダー史学会
納入締め切り:1127日 
懇親会 日時:127() 1830~  会場:一橋大学西キャンパス 西生協カフェテリア

会費: 一般 4,000院生 3,000円 

2013年10月13日日曜日

第10回ジェンダー史学会大会(2013)

12月7 日(土)・8日(日)一橋大学西キャンパス 本館 

12月7日(土)
受付開始 12:30~
記念講演 13:30~ シンシア・エンロー(クラーク大学) 
"How is Gender Militarized?: Investigating with a Feminist Curiosity "
シンポジウムA 軍事化とジェンダー 14:30~18:00
・平井和子(一橋大学・大学院) 「日本占領をジェンダー視点で問い直す-日米合作の性政策と女性の分断-」
・澤田佳世(沖縄国際大学) 「米軍占領と家父長制-「日本一」の出生率と沖縄の生殖をめぐる政治-」
・北原恵(大阪大学) 「脱軍事化した天皇身体と慰問するジェンダー-敗戦・被災の「危機」のなかで-」
コメンテーター:シンシア・エンロ-(クラーク大学)
懇親会 18:30~ 

12月8日(日)
自由論題発表 9:45~11:45
部会A
箕輪 理美 所属:一橋大学/デラウェア大学
   コムストック法成立後の19世紀後半アメリカ合衆国における自由、結婚、セクシュアリティ
・三好 文 所属:一橋大学
   第一次大戦期におけるアメリカ赤十字社の女性看護師動員
・佐藤 雅哉 所属:一橋大学
   1970年代アメリカにおけるフェミニズム運動と平和運動-フェミニスト平和運動家ベラ・アブズーグの事例から
部会B
・上條 敏子 所属:藤女子大学
   女性の身体に対する侵害行為、特に性的暴力をめぐって-西洋中世の罪と罰から
・鈴木 周太郎 所属:一橋大学
   アメリカ建国期における「女性の権利」論の興隆-環大西洋史の視点から
・川島 慶子 所属:名古屋工業大学
   ランジュヴァン事件におけるマリー・キュリー批判とジェンダーの関係
部会C
・松崎 瑠美 所属:東北大学
   近代国民国家の形成と大名華族家の女性
・大橋 眞由美 所属:大阪府立大学
   欲望する主体〉の構築への誘い-『お伽絵解 こども』3巻6号(1906)に見る女児像
・申 東洙 所属:立命館大学
   日韓新女性の恋愛観の研究
部会D
・金 慶玉 所属:東京大学
   総力戦体制期における「戦時保育」研究-「戦時託児所」と「保育従事者」を中心に
・増田 昭子 所属:日本民俗学会
   サイフを握った女たちの民俗-財の所有意識と消費のゆくえ


総会 13:00~13:45
シンポジウムB アジアにおける移動のジェンダー史14:00~17:30
・嶽本新奈(一橋大学・大学院)「境界を越える女性たち—海外日本人娼婦の表象を中心として—」
・広瀬玲子(北海道情報大学)「植民地支配とジェンダー―朝鮮における女性植民者」
・佐藤斉華(帝京大学)「女は動く、女が動く―ネパール・ヨルモ女性の移動の諸相」
コメンテーター:青山薫(神戸大学)

大会参加費:一般参加1500円/会員1000円
院生(会員・非会員共通)500円 学部生 無料(学生証提示のこと)
懇親会参加費:4000円

詳細はこちらから。